桜の花が舞う頃に



左の薬指にはめられた指輪が

何十年経ったであろう今でも綺麗に輝きを

主張してる。


そのご婦人曰く、

彼は桜の花が舞う、


春の季節に迎えに来てくれるんだって。


なんだかとってもロマンチックな話だよね。


「今日は会えるといいですね?」

「そうね」




そう返事をして再び前を向いた。