桜の花が舞う頃に



「今は思うの。何であんな事で自分から終わりを
告げてしまったんだろうって」


真姫・・


「アイツなりの優しさだったのかもしれないよね」

悔しいけどさ・・

そう言って立ち上がると


「さ、男どもの部屋、見に行こうか」

元の真姫に戻ったように明るい声で提案した。

それに小さく頷く私。


「いつだって別れてから気付くのよ、人は」

「真姫・・」

「だから、私、あんたにはちゃんと後悔しないようにして欲しい」

「うん」


真姫の言葉は本当に胸にしみて

それから先生の笑顔が浮かんだ。