私さえいなければ・・
必死に拭うけれどそれは止まる事はない。
「せ、せんせい。ひっく。ごめんなさい」
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
「あ、いいよ、気にしないで。俺の方こそこんな話してごめん」
違うの、違うんだよ?
私が私が美麗なんだよ?
あなたを苦しめた人間なんだよ?
あなたが復讐したい殺したいほど憎んでる人間なんだよ?
今更ながら自分の罪の重さを実感する。
榎木先生。
私にはこれ以上黙ったままでいるなんて、出来ないよ。
鷹野祈を演じるなんて私には....
でも今此処で言ったら
全てを打ち明けてしまったら...
きっと..ううん絶対に
先生は私に笑いかけてくれる事はない。
それでもいいの?美麗
「ごめん」


