「やっぱ海斗とやるキャッチボールは楽しいな。他の奴とやっても全然楽しくないもん」
笑顔で言う純太の言葉が嬉しかった。
そして何度か投げた後、純太が唐突に言った。
「なー海斗」
「ん?」
「俺さ、バカだからよく分かんねぇけど、何か相談したい事あったら一人で抱え込まないで俺に言えよ」
「純太…」
バシン、とボールの音が響いた。
「俺野球しか取り柄ないから、何も出来ないかもしれないけど、海斗の話し聞くぐらいは出来ると思うんだ。それしか出来ねえけど」
笑顔で言う純太の言葉が嬉しかった。
そして何度か投げた後、純太が唐突に言った。
「なー海斗」
「ん?」
「俺さ、バカだからよく分かんねぇけど、何か相談したい事あったら一人で抱え込まないで俺に言えよ」
「純太…」
バシン、とボールの音が響いた。
「俺野球しか取り柄ないから、何も出来ないかもしれないけど、海斗の話し聞くぐらいは出来ると思うんだ。それしか出来ねえけど」


