生涯愛した人へ




「可愛いっ♪」



「だろ?
この前見つけたんだ。

美空好きそうだなーと思って…。」




祐希……
私の好きなタイプ知っててくれたんだっ



ありがとっ♪



「それに、
今日美空の誕生日だし…///」




えっ?!
誕生日まで覚えててくれたんだ…!



あ〜
何かジーンとくる(笑)



「ありがとっ祐希!
入ろ?」



「あぁ。」




カランコロン♪♪



中に入ると可愛いベルの音がした。




それと同時に奥から若い女の人が出てきた。



「いらっしゃいませ!

あら?
カレカノさんですか?」



「あっはい…///
あの〜ペアリング探してるんですけど、オススメとかありますか?」



「それならこんなのはどうでしょうか?

シンプルですけどよく売れるんですよ。」



私はその指輪をまじまじと見ると、



「美空!
これいいんじゃない?」



と、お店の人が見せてくれた指輪を指して祐希が言った。



確かに……

何かシンプルっていうのいいよね♪



「私もこれがいいっ!」



「じゃあこれ買います。」



「ありがとうございます。」




そう言って、祐希は会計していた。




そのあとお店の人が可愛い小さな箱に2つの指輪を入れて可愛くラッピングしてくれた。



「はい。
お待たせしました。

ありがとうございました。」




それだけ言って私たちはお店を出た。