澪君の教室の周りには、150人を超える女の子達でいっぱいだった。

・・・昨日より50人ほど増えている気がする。


てゆうか!なんですか、あの女はぁ!!


あの女というのは、

自分の席に座っている澪君に

ペタペタ触っている可愛らしい子の事。


ヒソッ...


『澪君とくっついてる子だぁれ?』


『あぁ~、あの子・・・確か、今日大川君のクラスに転校してきた“可愛 美々”って子だよぉ。』


「カッコイイ」とかの声援に交じって、
こんな声が聞こえてきた。


・・・可愛 美々か・・・。名前まで可愛らしい。


恋敵に関心してると、

すごい台詞が吐き捨てられた。