「これからもあいつといたって暴力ふるわれるだけだと思う。 そいつが変わらない限り」 ハセ君はホントにあたしの事心配してくれてるんだ。 あたしは決心がついた。 「・・あたし、別れようかってずっと考えてたんだ。 迷ってた。 でも決めた。 別れる」 あたしはハセ君の目を見てはっきり言った。 そんなあたしにハセ君は、「そっか」って笑ってくれた。