《もしもし?TUN?》


『えっ?TABASA?

どした夜に?何かあった

のか?』


いきなりの夜の電話に

驚くTUN。


《いや~今友達の家に来

て!友達が彼氏と外で話

してるの!…TUNの声

が聞きたくなった…》


『おーそうか!TABA

SAから電話くれるの久

しぶりだな?』


《ごめんね…

忙しかったから…》


『子供の誕生日だろ…

あんまり子供の話は聞き

たくないな…』



【ズキン…あっ…聞きたく

ないんだ……ズキッ…

イヤナンダ……TUNは】



《…わかった……》


チビ太を拒否されたよう

で悲しかった。



咲が1人で戻ってきた。


「赤ちゃん…諦める…」



二人で泣いた。




TUNの言葉がさらに

涙を流させる――――