全てを話し終えた浩二の、肩の荷がおりたような、この妙にスッキリした表情。 なんだか、ムカツク。 やっぱり、ムカツク。 ぜったい、ムカツクっ!! 「……浩二」 ムカツキ指数がマックスに達した私は、ドスの利いた声で唸るように浩二の名を呼んだ。 「うん?」 って、首を傾げるその表情も爽やかですね、浩二君。 すうっ。 私は、大きく一つ深呼吸して、右手をグーに握りしめ、 そして。 浩二の左頬目がけて、思いっきりグーパンチを繰り出した。