てのひら



食事をしながらも
俺はどうしたらいいか迷っていた。





亜樹には克宏達と
一緒にいるからとメールした。




家にも同じ内容で
今日は泊まるとメールをし終わった。





だけど…






これから俺がしようとしていることは






ホントに詩史のために






俺自身のために







いいことなのか。








一時の感情だけで動いてるんじゃないか。








いろんなことが頭を駆け巡っていた。