【完】ポケット-幼なじみ-




椅子に座らされるとはる君は
消毒して絆創膏を貼ってくれた。






「ごめん……はる君……」








「…気にするなよ。でも…珍しいな…歩夢が皿割るなんて」










「……………うん。」







「じゃあ、俺片付けとくから。」







「ありがと……」









はる君はテキパキと破片を片付けてくれた。








――本当にいつも感謝ばっかり。