ティーカップの隣にあったお皿が 床に落ちて粉々になってしまった。 「はる君、ごめん」 そういって、急いでガラスを拾おうとする。 「……痛っ」 ガラスの破片が指に刺さって血が出る 「…大丈夫?なにやってんの」 と、はる君が駆け付けてくれた 「…ごめん……………」 しゃがみながら指をおさえる 「歩夢、ちょっと…こっち。」 と言われて足元のガラスをよけながらはる君の近くに行った。