家の中が光る度に身体が固まる。 怖い…………………。 ――――――――――ピカっ …ゴロゴロゴロゴロ 近い…… やだやだと携帯を両手で持ちながら身体が震えはじめる。 ――――――ピカ ドカーンっ 大きな音がしてなんだろうと顔をあげると電気が消えて部屋が暗くなっていた。 「うそ……………」 思わずつぶやいてしまう。 …………まさか停電だなんて。 もう、無理だ……………。