「え、いいよ?輝くん?」 私がそういいながら とられたお弁当をとろうと手を のばそうとすると、 ひょいっ、とかわされる。 「いいからいいから」 何故か笑顔で言いながら 私のお弁当と自分の お弁当を持って歩き出した。 私も急いで立ち上がって輝くんのあとをついていく。 ついていくと中庭へと着いた。