玄関の靴箱の上にあるはる君の家の鍵を手にとる。




















財布と買い物袋が入ったバッグを肩にかけて、ポケットに携帯を入れてから玄関を出て鍵を閉める。














はる君、寝てたから何も言って来なかったけど…大丈夫だよね?













そう考えながら歩いているといつの間にか近くのスーパーに着いていた。











今日の夜ご飯ははる君の

好きな肉じゃがにしよっと。














カゴを左腕で持ちながら材料をどんどん入れていってお会計をする。












今日はいつもよりかなり人が少ない気がするのは気のせい…かな。







袋に買った物を入れながらふと、思う。










外でパトカーのサイレンの音も聞こえるし、やっぱりはる君と一緒に来れば良かったかも。











とにかく…早く帰ろ。











急いで袋に入れてスーパーから出た。