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────幼いときにした約束。














歩夢が近所の男の子に

いじめられて泣いていたんだ。












「…っく……う…」












「泣かないで、あゆむちゃん。


 ぼくがあゆむちゃんのこと、

 ずーっと守ってあげるから。」






「…ほんとう?」







「うん!」








「ずっと…だよ?…やくそくっ」









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そう言って約束を、したから。







これからもその約束は







変わらないはず、だったのに。