ご飯を食べ準備をし終えると

ちょうど9時になっていた。






「………行こっか?」






そう問うと歩夢は縦に首を振る。





歩夢の髪型はポニーテールで

動く度に後ろで揺れている。






その度にまた手を、

のばしてしまいそうになる。







「どうしたの?」





近くに来てた歩夢が首を傾ける。










「なんでもない、行くよ」







「…あ、うん。」




そういいながら二人で家を出た。