あたしの恋愛小説



それに泣いてる理由がほかにもあった。


先生・・・


あなたから合格証書がもらえなくなる可能性があったから・・・


もうすぐ春になる・・・


聞いてしまったから・・・


先生がいなくなるかもしれないって・・・


「もう大丈夫です・・・」


「次は絶対合格しような」


「はい!」


笑って教室を出た。