しばらくしてみんなで試食をして文化祭はどんな風にしたいかを話し合った。



「場所は中庭でできたらいいね!」



「そーだね、そしたらここ近いし」



「それは言えてるな~」



坂本先生もいいながらうなずいた。



「2学期になったら場所がわかるからそれまで待ってってください」



城野先生が言う。



「はーい!」



美来が言った。




「じゃあ、解散でいいよ~」



そういわれると調理室を後にした。



最後に美里が出ようとしたら城野先生が声をかけてきてこっそりと



「早く来てくれてありがとう」



言ってくれたのであった。



このときはあまり意識していなかったのであった。