次の日の朝、医師の診察で退院が決まった。 あたしは病室に戻ると、すぐに自分の荷物をバックへと詰め込めた。 気持ちはこの時すでに大概くんへと向かっていた。 最後に手持ちのリュックへは、大概くんとの写真とお揃いのリングをしまい、すぐにでも病院から出られる準備ができた。 リュックを背負うと、病室のまどから身を乗り出すようにしてお父さんが迎えに来てくれるのを待った。 病院の駐車場にお父さんの車が入ってくるのが見えると、あたしは走って階段を下り、車へと向かった。