そして齢は今初めて思い付いたように靭に聞いた。
「そうだ。放課後、あの女の子達の学校に行ってみようよ!」
「お、おお。いいけど」
『靭ってば、さっきは用事が有るとか言ってた癖に』
自分が女の子達と馴れ馴れしくするのを、妬いていたに違いないと思うと、齢は堪えきれなくなって笑い出す。
「フフ、フフフフ」
「な、何が可笑しい」
「何でもないよ〜だ」
そしてチャイムが鳴り響くと朝の学活が始まった。
───────
────────
─────────
静香達の通う静心女子学院。
顧問の教師が風邪で欠席した為道場の鍵が無く、居合い部の部活は急遽休みとなっていた。
「そうだ。放課後、あの女の子達の学校に行ってみようよ!」
「お、おお。いいけど」
『靭ってば、さっきは用事が有るとか言ってた癖に』
自分が女の子達と馴れ馴れしくするのを、妬いていたに違いないと思うと、齢は堪えきれなくなって笑い出す。
「フフ、フフフフ」
「な、何が可笑しい」
「何でもないよ〜だ」
そしてチャイムが鳴り響くと朝の学活が始まった。
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静香達の通う静心女子学院。
顧問の教師が風邪で欠席した為道場の鍵が無く、居合い部の部活は急遽休みとなっていた。



