「あはははっ」
頭を鞄で庇いながらまた笑顔を輝かせ、光は階段を駆け上がった。
「ああ、そうだ」
「ん? 何? ミク」
「謙譲高校だったわ」
チームメイトのミクは漸く相手校を思い出した。
「ホントに? 廼斗に知らせないと」
光は鞄をロッカーに放り込むと急いで教室を出ようとした。
「何よダジャレ? それにもうすぐ学活始まるわよ!」
「そっか。じゃあ後で」
軽く舌をペロッと出して光は席に着いた。その剰りの可愛さに、男子の低いどよめきが起こったのは言うまでも無い。
頭を鞄で庇いながらまた笑顔を輝かせ、光は階段を駆け上がった。
「ああ、そうだ」
「ん? 何? ミク」
「謙譲高校だったわ」
チームメイトのミクは漸く相手校を思い出した。
「ホントに? 廼斗に知らせないと」
光は鞄をロッカーに放り込むと急いで教室を出ようとした。
「何よダジャレ? それにもうすぐ学活始まるわよ!」
「そっか。じゃあ後で」
軽く舌をペロッと出して光は席に着いた。その剰りの可愛さに、男子の低いどよめきが起こったのは言うまでも無い。



