「おっはよう」
「ああ」
翌日、あと少しで校門をくぐるという所で廼斗は光に呼び止められた。
「またテンション低いのね。さてはしくじったわね? キヒヒヒ」
下品な笑い声を出しながら指で廼斗の脇腹を突っつく光に「ああ」とやる気の無い返事をする。
「そんなに下ばっかり見ててもお金なんか落ちてないわよ?」
「ああ」
異能の同志を探す目的が出来、やっと廼斗が生き生きしたかと思って喜んでいた光だったが、何のことはない。一夜明ければこうである。
「もうっ! 廼斗の馬鹿っ!」
「ん……ああ」
「ああ」
翌日、あと少しで校門をくぐるという所で廼斗は光に呼び止められた。
「またテンション低いのね。さてはしくじったわね? キヒヒヒ」
下品な笑い声を出しながら指で廼斗の脇腹を突っつく光に「ああ」とやる気の無い返事をする。
「そんなに下ばっかり見ててもお金なんか落ちてないわよ?」
「ああ」
異能の同志を探す目的が出来、やっと廼斗が生き生きしたかと思って喜んでいた光だったが、何のことはない。一夜明ければこうである。
「もうっ! 廼斗の馬鹿っ!」
「ん……ああ」



