☆彡Night and day『廼斗』☆彡〜悩んでナイト〜

「朝日さん。今日も眩しいね」


「あら、それは私の笑顔? それともこの脚かしら」


 廼斗から離れた所を見計らって声を掛けてきた男子に、軽くポーズを付けながら満面の笑みを向ける光。


「勿論どっちもだよ。いや、イヤラシイ意味じゃないんだよ? 俺はその……」


 しどろもどろになりながら言葉を繋ごうとする彼は、もう光を正視することが出来ない。


ただ眩しそうに目を細めている。


「解ってるわよ。貴方達が言ってくれてるように私が女神なら、変な妄想は背徳行為でしょ?」