「何でっ…僕なんかを…」

『…仲間を死なせ…ない…』

「何言ってるの…あんなことしたのに…どうして!!!」


『…お前は誰がなん…と言おうと…これからも…この先も…仲間…だ…』


「梓…さん…」

皇紀の目から一筋の涙が流れた


『だ…から…出直して来い…待ってる…か…ら…』

「梓さん!!!」

皇紀が呼んでるけど…瞼が重くてめが開かないや… 弱いな…私…

 「葵ーっ!!!」

薄れていく意識の中で龍翡の声を聞こえたような気がした…―