ピー…

タイムが終わり試合が再開された


「フンッ…何したって勝ち目ねぇんだよ」

「そうそう。皇紀がいるからな!」


相手チームが皇紀の悪口を始めた


「てめぇら『やめろ!大和』


怒鳴り混もうとした大和を止め皇紀を見た


「葵君…始めましょう」

悪口に全く動じない皇紀

『ふっ…あぁ』


ピー…


相手チームのサーブをとり何とか2人までは繋げた
バシッ…

ピー…


点数が入ったのはこっちのチーム

アタックを決めたのは


『やるじゃんか!皇紀』


「すげぇ!!!皇紀やりおったな!」


アタックを決めた皇紀をみんなで褒めまくった


何か…観客から見たら気持ち悪い光景だな…


「マジかよ…あの皇紀が」

「偶然だろ…」


相手チームがかなり動揺している


『馬鹿じゃねぇの…』


「あ!?」


『皇紀を甘く見すぎ。てめぇらより何十倍も強ぇんだよ』


私はその後『だって』と続け皇紀と肩を組んだ


『こいつは俺たちの仲間だからな!』


「せやで!こいつに何かしたら許さへんで〜」


「てめぇらだけで盛り上がってんじゃねぇよ!」


急に観客席から叫んだ龍翡


『うるせー!龍翡』


ピー…


試合再開のホイッスルがなった