『…それが全てだ』

話が終わっても続く無言
『本当にごめん…』

そう言って私はベッドの上で頭をさげた


「ばかやろう!!!」

ゴツンッ…

『いってぇ!!!んにすんだよ!龍翡』


「んで言わねぇんだよ!!!何一人で抱え込んでんだよ!」


『龍翡…』

「仲間に心配かけさせて何がいけねぇんだよ!!!」
『仲間…』


「そうだよ!梓の過去を一つ二つ知ったぐらいで絆が無くなるわけないじゃんか」

『靖抖…』

「一人でんな重いもん背負いやがって!」

『大輔…』

「馬鹿…」
「あほ…」
 
『翔…惺…悪口だろ…それ』

「大切なんは昔やなくて今やろ?」

『大和…』

ポン…

『貊渡…?』

「一人で抱え込んでも何も解決しない…」


『みんなっ…』

 みんなの優しさが痛いほど伝わった

私には…まだこんな仲間がいたんだな…

病室内は日差しのように温かく降り注いでいた