「リンナー!」





その声に目を覚ましたリンナさん。





「次、体育だよ。早くしなよ!」





「あー、ごめん。今日サボるわ」





「また仕事?」





「あー、クビになった」





「マジで!? 何で!?」





「まあ、ちょっとね」





「ちょっと来なさい!」





また突然現れたヒトにリンナさんが連れていかれる。





「ラチられたね」





「はい。さらっとクビになったって言ってましたね」





結局、お昼休みには誰も来なかった。