「うん。だから、復活ライブは絶対見に来てよ」





「わかった。あ、そうだ。お袋がエルを連れて帰ってこいって」





「え? マジで!?」





「うん。だから、今から行くぞ」





「マジかよ!?」





「マジマジ。ほら行くぞ」





そう言ってアタシの手を引くシュウジの手は、嬉しくて泣きたくなるくらい温かかった。