「何で、何でうんって言わないんだよ? ケガのせいでギターが弾けなくなったから? アンブレを辞めなきゃいけなかったから? もうギターが嫌いになったのかよ………?」
どこにあったのかわからないくらい流れ続ける涙がアタシの視界をぼやけさせる。
「―――エル。ごめん」
シュウジの声がアタシ達の隙間に落ちて消えていく。
「辛いんだよ。ギターを見るのも聞くのも。オレからギターを取ったら何にも残ってなかった。今のオレはオマエが知ってるあの時のオレじゃないんだよ」
キンモクセイの香りが風に運ばれてくる。
どこか悲しい匂いだ。
どこにあったのかわからないくらい流れ続ける涙がアタシの視界をぼやけさせる。
「―――エル。ごめん」
シュウジの声がアタシ達の隙間に落ちて消えていく。
「辛いんだよ。ギターを見るのも聞くのも。オレからギターを取ったら何にも残ってなかった。今のオレはオマエが知ってるあの時のオレじゃないんだよ」
キンモクセイの香りが風に運ばれてくる。
どこか悲しい匂いだ。

