「―――エル?」
低くアタシの耳に響く声。
アタシが大好きな『ファ』の音だ。
その音は黒く染まりかけていたアタシの世界に、光をくれる。
「シュウジ」
顔を上げるとシュウジが立っていた。
「………遅いよ」
「ごめん」
「何時間待ったと思ってんだよ」
「ごめん」
低くアタシの耳に響く声。
アタシが大好きな『ファ』の音だ。
その音は黒く染まりかけていたアタシの世界に、光をくれる。
「シュウジ」
顔を上げるとシュウジが立っていた。
「………遅いよ」
「ごめん」
「何時間待ったと思ってんだよ」
「ごめん」

