ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!

「まァ、何もできないよりはマシか―――」





急にミクが立ち上がる。





「ちょっと………トイレに………」





と歩いていく。





ハンカチを握る手に力がこもっていた。





「少し、言い過ぎたかな―――」





アタシはその弱々しく見える後ろ姿に呟いた。