ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!

「エルさんもそうですよね? あのステージでギターを弾きたいって思ったんですよね?」





テーブルの上でぎゅっと握ったミクの手が少し震えていた。





また泣きそうで目が潤んでいる。





「―――あァもう! わかったよ! バンド組んであげるよ!」
イエスって言うまで帰してくれそうにないし。





「ホントですか!? ありがとうございます!!」





アンブレのファンなら好みも合うだろうし。





嫌なら、辞めればいいだけ、だよね。