「ひゃい。そうでふ。ダメれしゅか?」





無記名で出した案の中からだってそんなことを考えるのはミクくらいだ。





「あんなヒラヒラのメイドみたいなのアタシが着て似合うと思う?」





「意外に似合うと思いますよ」





つままれて赤くなった頬をさすりながら恐ろしいことを言う。





「ミクの趣味にケチつける気はないけどそれを強制されるのはムリ」