「ヤだ。何でアタシがアンタみたいなダサいヤツとバンドやんなきゃいけないんだよ」
「うぅ………」
言い返せなくなるミク。
「大体アンタはバンドって顔じゃないんだよね。吹奏楽のほうが似合ってんじゃん」
「で………でもぉ、のっぴきならない理由でどうしてもエルさんとバンドを組まなければいけないんです。だから、私とバンドを組んで下さい!」
潤んだ瞳からやけに白い肌に大粒の涙がこぼれる。
「のっぴきってどんな理由だよ」
泣いているミクを見る周りの視線が痛い。
これじゃまるでアタシがイジメてるみたいじゃないか。
「うぅ………」
言い返せなくなるミク。
「大体アンタはバンドって顔じゃないんだよね。吹奏楽のほうが似合ってんじゃん」
「で………でもぉ、のっぴきならない理由でどうしてもエルさんとバンドを組まなければいけないんです。だから、私とバンドを組んで下さい!」
潤んだ瞳からやけに白い肌に大粒の涙がこぼれる。
「のっぴきってどんな理由だよ」
泣いているミクを見る周りの視線が痛い。
これじゃまるでアタシがイジメてるみたいじゃないか。

