駅前のコンビニに行くと、もう三人とも集まっていた。





「呼び出して悪いね。リンナ」





そう言ったエルの後ろで、ミクちゃんはうつむき、カエデちゃんはその隣でミクちゃんを支えるように立っている。





「タケルが今こっちに戻ってきてるから、話したいって連絡したんだ」





「………そうなんだ」





ワタシ達の間を気まずい空気だけがゆったりと流れている。





「行くよ。話つけに」





そんなことはおかまいなしにエルは歩いていく。





残ったワタシ達は無言でその背中についていった。