「何すんだよ!」





カエデさんが押そうとする手をエリザさんはつかんだ。





「そちらこそやめて下さる!?」





そう言ってエリザさんは力いっぱいカエデさんを突き飛ばす。





完全に力負けしていたカエデさんが私にぶつかって、





私達は階段を転がり落ちていった。