裏通りを逃げて階段を昇ると人気がない場所に出た。
「最近、ファンクラブのルールを無視してタケル様につきまとってる方がいるって報告がありまして」
腕を組んだエリザさんがこっちを見ないまま話し始める。
「規律を乱されると困るんです」
「残念ながらウチらはファンクラブに入ってないんだよ。悪いね。ミク、行くよ」
私の手をつかむカエデさんの行く手が阻まれる。
「そういう話ではなくて。タケル様も困ってるって言ってるのよ」
「こっちはタケルに話があるだけで、あんなのにつきまとうほど暇じゃないんだよ」
「最近、ファンクラブのルールを無視してタケル様につきまとってる方がいるって報告がありまして」
腕を組んだエリザさんがこっちを見ないまま話し始める。
「規律を乱されると困るんです」
「残念ながらウチらはファンクラブに入ってないんだよ。悪いね。ミク、行くよ」
私の手をつかむカエデさんの行く手が阻まれる。
「そういう話ではなくて。タケル様も困ってるって言ってるのよ」
「こっちはタケルに話があるだけで、あんなのにつきまとうほど暇じゃないんだよ」

