先生との恋☆Second・Story☆完結☆





「やっぱり作った可愛いよりもナチュラル美人だよねー」

「……別に」

「……性格にはちょっと問題あるかも」

知ってますっつーの。ハハッと笑う聖くんの腕に無言でパンチを入れる。


でも、良いこと聞いた。今度暇な時にでも詳しく聞いて見ようかな。


高橋どんな反応するんだろ。聞いてみた時のことを思い浮かべると、自然と笑ってしまう。


「っていうか。こういうの聞いてヤキモキしたりしないの?」


ふと思ったようで。

不思議そうに聞いてくる聖くんに、首を傾げる。


ヤキモキ?


同じような表情を作って返す。

「何で?」

「……や、普通ヤキモチっていうか、そういうの聞いたらこう……モヤモヤってするんじゃない?女の子って」


「別に……無いけど」