腹から叫べ!


「…俺やっぱ飯いらねえ。部屋に戻っから。」

「ガク君!」

「ガクちゃーん。」

九条はガクの腕を掴んで何か耳打ちして手を離した。

「じゃあまたね、ガクちゃん。」

ガクは部屋に向かい、九条は仲間の元に戻った。

「ガク君…。」




ガクは部屋に戻って寝転んでいた。

「ガークーくーん!開けてくださーい!」

外でユラの声がする。そういえばカードキー持ってるの俺だったな。

ドアを開けるといくつものタッパーを持った4人がいた。

「なんだよその料理!」

「んーと、ルームサービスでご飯頼もうかと思ったんですが、バイキングが楽しみだったので持ってきました!」

「いやいや、ダメだろ。」