「転校しなくていいの!?」 「延期だ。」 「ひゃっほう!」 みんな跳んで喜んだ。 「だけどお前ら、あの弁償はしろよ。」 「「「「「あ…。」」」」」 ナインの父が指差したのは崎野家の門。 花火の影響だろうか、少し崩れていた。 5人は修理代のために、小遣いを減らされるのだった。 月曜日。 「おっはよう!」 「おはよう。」 いつもに増して元気なナイン君がやってきた。