『天国』~heaven~
















……さん…矢崎さん…


いつの間にか、気を失っていたらしい…目の前には部下の顔があった…



「俺は確か…最上階から落下して…」








「すごいでしょ?
このアトラクション!『ヘブン』って言うんですよ♪」


目の前の部下が、少し自慢げに言った。


「安全性は、確認済みです♪今度のアトラクションはこれで行きましょう!」



「そうだったのか…」


一度は『死』を覚悟した矢崎…生きているという事がこれ程『幸せ』だという事に、今初めて気が付いた!



「あの【H】は、
【Hapness】のHだったのかもしれないな…」



いつもと変わらないビル街の夜景が、今日の矢崎にはやけに新鮮に映るのだった…

END