アセトアルデヒドの悪戯(イタズラ)
恋愛(その他)
0
冬芽./著
- 作品番号
- 446043
- 最終更新
- 2011/03/30
- 総文字数
- 14,097
- ページ数
- 54ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 2,405
- いいね数
- 0
そうか。
ハルカも、連と同じだった。
モテるのに、
彼氏がいない。
そうか。
彼女の目当ては、この、連だったんだ。
白亜の体の中に、ズキンと痛みが走った。
ダメだ。
いっそ、このまま、後ろ向きに階段落ちしてもいい。
けれど、それもできなくて、自分で、下へ向かう階段へ、向きなおした。
ハルカが、話しかけている。
連も、応えていて。
何だろ。
ふっと思い出した。
★
アセトアルデヒド・・・
アルコールを人が飲んだ後、
分解する過程で出る、
若干有害な物質。
これが、二日酔いの元、
だったりする。
アセトアルデヒドのイタズラ・・・
とは、二日酔いのこと。
・・・らしい。
二日酔いって、
神々しい響きを持ちながら・・・
苦しいんです・・・
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…