一樹君のお爺さん・・・

「私・・・一樹君にお世話になってばかりで・・・何も・・」


お爺さんは笑顔で私を見てくれた。


幸を抱かせると喜んでくれた・・・血は繋がっていなくても一樹が我子として愛したいと思った幸を孫同然に可愛がらせてくれといってくれた・・・。




「ワシは頑固であの子に何もできなかった・・だから・・キミたちの後見人になりたい・・」


迷ったが私は好意を受けることにした・・。

友君が窓口になってくれて私や幸にいろいろしてくれた。



何もしないで贅沢な暮らしができるようになったがこのまま甘え続けるのが申し訳なく、友君やお爺さんに頼んで、幸の世話をしながら働かせて欲しいと頼んだ。


二人は反対したが熱意に負け、私は翻訳の仕事を見つけた。