そのままもの凄い力で
引っ張られて
抵抗するヒマもなく
俺は窓から外へ
放り出された。
「うおおおお!?」
快適な部屋から一転、
外の蒸し暑い空気を
一身に浴びて
地面へ否応なく急降下。
――するはずだった。
病院の3階って
案外低いんだ。
と、まず思った。
気づけば唸るサンセイ管。
跳ね上がるアイドリング。
俺は訳も分からず
いつの間にか
バイクにまたがるハルの
後ろのシートに座っていた。
寸分狂わず2人そろって
バイクへ着地した?
しかもそれだけじゃない。
よく見ると俺らは、
病院の外、いまだ
3階付近の高さにいて、
どうやら大綱の上を
バイクが足場にしている。
綱渡りを思い描けば
わかりやすいかもしれないが、
大綱の先は
どこに繋がってる
わけでもなく、
ただゆるやかに院内の庭先へ
スロープしているだけだ。
引っ張られて
抵抗するヒマもなく
俺は窓から外へ
放り出された。
「うおおおお!?」
快適な部屋から一転、
外の蒸し暑い空気を
一身に浴びて
地面へ否応なく急降下。
――するはずだった。
病院の3階って
案外低いんだ。
と、まず思った。
気づけば唸るサンセイ管。
跳ね上がるアイドリング。
俺は訳も分からず
いつの間にか
バイクにまたがるハルの
後ろのシートに座っていた。
寸分狂わず2人そろって
バイクへ着地した?
しかもそれだけじゃない。
よく見ると俺らは、
病院の外、いまだ
3階付近の高さにいて、
どうやら大綱の上を
バイクが足場にしている。
綱渡りを思い描けば
わかりやすいかもしれないが、
大綱の先は
どこに繋がってる
わけでもなく、
ただゆるやかに院内の庭先へ
スロープしているだけだ。


