愛乗りシンドバッド

そして目の前まで来て
おもむろに俺の枕の下から
ノートをとって開いた。

「……ふむふむ。賭博か。
なんだこれ?
チンチロ……?
コイコイ……?
……カルチャーショック」

なんて言いながら
真ん丸な尻を
俺の膝の上に乗っけて
もたれかかってきて、
まるでコタツの中の
猫みたいに
くつろぎだした。

なんか女とわかれば
悪い気はしないが
そういう問題じゃない。

「……おい、
またいきなりなんなんだよ。
俺はイスじゃねえし。
ハル……だっけ?
あんた一体なんなんだ」

「ふふふ。
私はお・う・さ・ま
と言っただろ。
それとも妃にしたいか?」

皿に盛っていたポテチを
1つ加えながら、
顔を寄せてきて
憎らしい笑いをみせる。