「ふふふ、
これじゃジンに
闇討ちをかけることは
できなくなりましたね」
と、不敵な笑い声。
誰かと思うと
声の主はひざまずいていた
さきほどの兵士。
長い髪の毛を払いながら
その表情を露わにすると
ついとドングリみたいな
赤い三角帽子にかぶり変えた。
よく見ると……その顔は
見覚えのある顔……。
「古鳥……?」
すかさずその女は
パチリと指を鳴らす。
すると窓の外から
太陽光を遮る黒い大きな塊が
いきなり出現したかと思えば、
そいつはハルを無理やり
羽交い締めにしてしまった。
くわえて入り口からも
身の丈が俺の倍近くある黒い塊が
鋭く飛び出してきて、
たちまち俺とモルジアーナは
そいつにす巻きみたいに
ひとまとめにして
片脇にかかえられる。
疾風のように
あらわれたそいつらは、
三つ編みの髪を後頭部に揺らした
2人の黒人であった。
これじゃジンに
闇討ちをかけることは
できなくなりましたね」
と、不敵な笑い声。
誰かと思うと
声の主はひざまずいていた
さきほどの兵士。
長い髪の毛を払いながら
その表情を露わにすると
ついとドングリみたいな
赤い三角帽子にかぶり変えた。
よく見ると……その顔は
見覚えのある顔……。
「古鳥……?」
すかさずその女は
パチリと指を鳴らす。
すると窓の外から
太陽光を遮る黒い大きな塊が
いきなり出現したかと思えば、
そいつはハルを無理やり
羽交い締めにしてしまった。
くわえて入り口からも
身の丈が俺の倍近くある黒い塊が
鋭く飛び出してきて、
たちまち俺とモルジアーナは
そいつにす巻きみたいに
ひとまとめにして
片脇にかかえられる。
疾風のように
あらわれたそいつらは、
三つ編みの髪を後頭部に揺らした
2人の黒人であった。


