でもユキちゃんが居る前でも堂々としてくれるから、そんな淡い期待も見事に砕け散るわけで。 「ニヤニヤしてるって事はまたやられたなァ?」 「あ、ユキちゃん」 「今日は家の事情で部活出られないし、一緒に帰ろうよ」 「うん!」