モモなら、同じスピードで歩いてくれるんだろうなぁ………。





それに、暑いし……。




なんだか、次第に億劫になっている自分に気づいて慌てて言い聞かせる。






今日は、告白リベンジなんだから!



せっかく、モモが応援してくれてるんだから、頑張らないと!!






「ねぇ!
ジェットコースター行こう?」


振り返って美帆が言った。


「うん!」


あたしは、笑って返事をする。




頑張ろう、頑張ろう。









でも、心に小さなトゲが引っかかっていた。





さっき…モモの様子が可笑しかった気がする……。




気のせいだろうか……。







“ゴメン、分かんねぇわ。

エリーは、いつも可愛いから。”





うっわ!!?



モモの言った事を思い出して心臓が跳ねる。




思い出すなよ、自分!!


変な冗談言うから!モモのバカ!