「もう、仕方ないなあ…(笑) ってか道の真ん中に なんか落としてってるし」 独り言とか痛いなーとか あたしってなんて親切、とか とりとめもないことを つらつらと考えながら 叶の落としてったブツを 拾いにかかる。 そのせいで あたしは気付かなかった。 ――既に信号が 赤に変わっていたことに―――